おねしょした話

遅くなりましたが、今年もペダルバルをよろしくお願いいたします。

 

個人的に怒涛の年末年始を迎えておりました。

 

なにが怒涛だったのかというと、それはタダでは話せませんね。

 

上半期はその話で儲けようと思っていますので、気になる方はご来店くださいませ。

 

むふふ。

 

 

 

さて、話は今週の水曜日のこと。

 

その日は貸し切りで、某有名自転車屋さん主催の新年会を行っておりました。

 

それはそれは楽しい会だったのですが、初対面の方が4名ほどおりました。

 

皆様ご存じの通り、私は極度の人見知りです。

お酒がないと初対面の人の目をみることもできません。

 

そんな私の前に立ちはだかる初対面4人。四天王ですね。

 

 

まずはビールを3杯ほど嗜み、調子を整えました。

 

ようやく会話が成立するくらいに酔いが回ってきたので、次は白ワインを飲むことにしました。

そうですね、ボトルにして1本半ほど飲んだのでしょうか。

 

 

「最初の人と別人くらい変わるじゃん」みんな驚いていました。

 

 

そんな感じで楽しい会はお開きになり、真面目な私はグラスやら皿やらを完璧に洗い、拭き上げました。この時点でほどほど泥酔だったけど。偉い。

 

 

そのとき0時くらいでしょうか。

 

気分が良くなった私は近場に飲みにでることにしたのです。

そこの店主も年末年始の私と同じ状況になったというなんともアレな人なので、傷を舐めあいにいったのです。

 

おじさん同士が傷を舐めあう、気持ち悪い光景ですね。そんなのを見るくらいなら濃厚なゲイ動画でも見た方がマシな気がしますが、まぁそれもそれで気持ち悪いですね。

 

濃厚なレズ動画にしておきましょう。むしろご褒美です。

 

そんなことはどうでも良くて、そこで私は芋焼酎の炭酸割を4杯ほど飲みました。

 

立派に泥酔です。

 

泥酔に立派もクソもありませんが。

 

 

そうしてすったもんだの末に帰宅したのです。

 

すったもんだに関してはあまり良い内容ではないので割愛します。

 

ほら、酔うとダークサイドに入っちゃうことが多いからさ…

ジェダイにはなれないんですよ、私は。

 

 

そんな感じなので妻はすでに寝ており、私は別の部屋で寝ることにしました。

 

妻は「一緒に寝たいから、いつでもいいからこっち来てね」と言ってくれていましたが、ダークサイドに入っている私はその優しさを拒否したのです。

 

 

別室で寝たのが、そうだな、3時くらいでしょうかね。

そこからぐっすり寝て、時は8時ごろまで進みます。

 

 

夢を見たのです。

 

かつお、シェルティーがおしっこをする夢を。

 

絶対に外でしかおしっこをしないのに、トイレシートにしてくれたことに感動する夢でした。

 

 

ここでタイトルに追いつきます。

 

 

「はぁあああああ！！」と目を覚ますと、盛大におねしょをしていたのです。

 

 

飲みすぎたのでしょうかね。

それとも初対面の人とも交流を楽しく乗り切ったことで緊張が切れたのでょうかね。

 

ものすごい量の尿を放出しておりました。

 

そんなね、パンツが少し濡れちゃったくらいではありません。

 

それくらいなら年平均で3回くらいありますから。

 

 

今回のは違いました。

フルバーストです。

 

パンツどころかTシャツも、掛布団も敷き布団もべっしゃべしゃ。

 

 

道東道の占冠PAの段階でやんわりおしっこをしたかったのになぜか見送り、十勝清水PAまで地獄の尿意と戦った時くらいの量でした。あの区間は本当に危険。

 

敷き布団に関しては給水量の限界を超えて、少し水たまりになってましたからね。

 

 

35歳と約20日、おねしょをする。

 

しかしもうやっちゃったものは仕方ありません。受け入れましょう。

 

 

とりあえずべっしょべしょのパンツを脱ぎましょう。

 

べっしょべしょのTシャツも脱ぎましょう。

 

そう、全裸になりましょう。

 

 

着替えは、妻が寝ている部屋にあります。

 

 

こうなったら寝る前の私がいくらダークサイドに堕ちていようが関係ありません。

 

だって、寝ていた布団はおねしょでべっしょべしょ。到底再び寝れるような状況ではありません。

着ていた服だって、もう服の機能をはたしていませんから。

 

心を入れ替えて、妻がいる寝室に行くのです。全裸で。

 

 

引き戸を開けます。そっと入ります。

できうる限り静かに、着替えのパンツとTシャツを取り出し……

 

 

「おはよう。ずっと待ってたよ」妻が起きた！

 

「なにしてるの？」

 

いや、うん、ちょっと、ね。

 

目を開いた妻が私を見ます。

「え、なんで全裸………？」

 

 

うん、まぁ、尊厳に関わるからあまり言いたくない。

 

 

「………うんち漏らした？」

 

 

いや、そこまででは。

 

「……おしっこ？」

 

 

まぁ、はい、おねしょしました。

 

 

「え、ほんとに？えぇ……でも寒いからとりあえず寝よう」

 

 

 

こうして私は妻のいる布団に入ったのでした。

 

朝一で見た光景が、全裸の夫って、どんな気持ちなんだろう……

 

 

 

 

 

まぁでもほら、おねしょの1つもせずに大人になった人間なんていませんから。

 

アインシュタインだって家康だってガンジーだって、みんな1度くらいはおねしょしてますからね。

 

たまたま今回が35歳と約20日だったというだけですよ。

 

 

人間だもの、おねしょくらいするさ。

 

 

 

だからね、これを読んでいる皆様も明るくおねしょしていきましょう。

 

 

 

うんこと小便と他人の秘密は漏らしてなんぼですから。

 

 

 

 

おわり。

 

情けないよ、まったく。

 

 

あぁ、この光景、幼いころに何度か見たのと似ているなぁ。