リハビリの話

ペダルバル

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リハビリの話

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2023/10/19 リハビリの話

 

お久しぶりです。

ペダルバル店主です。

 

9月から店をプチリニューアルしまして、営業の形態をバーに振り切ることとなりました。

 

バル的な使い方を求めているお客様には申し訳ないですが、

何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

何がどう変わったのかは店に来てみればわかります。

 

 

例によってこのブログで店のことを紹介するつもりは8月に降る雪くらいあり得ないので、今回もどうしようもない話を書いていきます。

 

 

 

4月の頭に店の階段から落下し、地球にエルボーをかました結果として左ひじが粉々になったわけですが、

あれから半年が経って見事に完治しました。

 

いや、まだビスが20本以上入っていて、来年の4月に抜くから完全な完治ではないんですけどね。

 

 

ちなみに肘のレントゲンはこんな感じす。

まぁみたことある人が多いと思いますが。

 

20230829_140304

 

 

初めてのDIYで石膏ボードにやたらめったらビス打ったみたいな感じですよね。

 

で、時は戻って6月の月一診察&リハビリ進捗確認の日です。

 

 

僕の主治医はなんというかルパン三世みたいな感じで、ダンディな、イタリアン的雰囲気の人なんですよね。

「あら、セクシーな胸毛ね」みたいな。

 

 

ポルシェとかフィアットが似合う感じですね。

 

 

その先生に言われました。

 

「んー、良くないね。90°は曲がってないと。ちょっと遅いかなぁ」

 

えー。だってあなたリハビリの先生に「愛護的に」って伝えてたじゃん。

だからリハビリの先生からは「頑張りすぎないでください」って指示されていたんだよぉ。

 

続けて主治医(もういいや、以下ルパン)は言いました。

「もうね、なんならペットボトルに水入れてさ、仰向けになって重力も加えて曲げていってもいいくらいだね」

 

 

 

「え…負荷かけても大丈夫なんですか?」

 

 

「そうだね。ばんばん負荷かけていって、そうしないといつまで経ってもまがらないから☆」

 

 

 

えーー。負荷かけていいんかい。なんやねん「愛護的に」って。

 

 

でもこれでリハビリを我慢する必要はなくなりました。

「頑張らないことを頑張る」って意外とむずかしいのですよ。

 

よーし、これからはバリバリやっちゃうぞ!

 

帰宅した僕は早速ペットボトルに水を入れ、仰向けになって肘を曲げ……

 

 

……あばばばばば!いたいいたいいたいいたい!!!!

肘折れるかと思ったわ。いや、折れているんだけど。

 

ペットボトルを支える握力もぎりぎりで、思わず顔面に落としそうになりました。

 

 

「自重だけでやってみたらできるかも」

 

 

……………ああああああああああああああああ!

肘ちぎれる!

なんだこれ、関節の内側には詰め物がされているのかと思えるくらい曲がらないし、

外側は皮がまったく伸びないでつっぱるのですよ。

 

 

こりゃダメだ。どうにもこうにも元通りに曲がる気がしない。

 

 

 

 

 

 

でもまぁ痛かろうがなにがあろうが、我慢して続けるだけなら簡単なものです。

 

こうして僕のリハビリが本格的に始まりました。

 

リハビリの先生(H本さん)にもルパンの言葉を伝えると、「お、じゃぁちょっとがんばりましょうか」と見えない闘志を燃やしてやってくれましたね。

 

 

 

そんな感じでH本さんと二人三脚で頑張った結果、僕の肘はみるみる間に曲がっていきまして、

肩に手がつくようになるという最終目標を達成して8月の末でリハビリが終わりました。

 

 

 

肘から「あ、僕って元々曲がる場所でしたね!忘れてましたわ!すんません!」って声が聞こえてきましたね。

 

 

 

 

 

H本さん曰く「このレベルのケガで半年経たずにリハビリを終えるのはすごい」とのことでした。

 

 

ルパンにもリハビリを終えたことを報告すると

「うん、いいね。経過も抜群にいいし。良好です」と。

 

 

 

 

いやぁ。頑張った。小林偉い。

 

 

 

 

 

 

まぁ一口にリハビリといっても色々あると思います。

 

僕よりもひどい状態からのリハビリも多くあるでしょう。

 

 

 

よく「諦めない気持ちが大切」なんて言われますが、そんなことはないですね。

ポジティブである必要はないんですよ。

 

 

 

リハビリを乗り切るうえで一番大切なメンタルは「我慢する。つらいけど我慢してやる」ことだと思います。

 

どんなに痛くても、我慢しなければ痛いままなんですよね。

我慢してリハビリを続ければ、痛かったところが痛くなくなる瞬間がくるのです。

 

 

絶対に達成できるゴールがあって、期限が決められていないのであれば這いつくばってでも辿り着けばいいのです。

 

 

僕の場合はその我慢するということがどうやら得意だったみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

たぶん筋トレが好きな人はリハビリも好きになると思いますよ。

 

 

 

 

 

だから皆さんも骨折してリハビリが辛いときに僕のことを思い出してください。

 

「小林でも乗り越えたんだから、これくらい誰でも我慢できるのだ」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもね、本当に辛いのはそこじゃないんですよ。

 

 

 

全身の筋肉のバランスがぐしゃぐしゃになったことによる腰痛やらなにやらの不調なんですよ。うふふ。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう何について書いているのか自分でもわからなくなったので終わり。

 

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