シップスミス

インスタ界隈をざわつかせた写真のやつです。

 

 

 

 

先日のSUNTORY主宰セミナーより。

 

 

どうみても留学が終わって帰国するときの記念写真です。

 

 

こばやし以外の三人は、そのシップスミスの創業者です。

 

 

 

んで、シップスミスとはなんぞやとなると、これ。

 

 

 

 

ロンドンに居を構えるクラフトジンです。

 

なんでも、ロンドンに新規の蒸留所ができるのは200年ぶりだったとのことで、免許取得までに2年がかかり、ついに交付された免許はいかんせん雛形が消失しているので役人の手書きだったとか。

 

 

2年間に渡って政府に働きかける情熱には感服します。

 

 

 

ロンドン ドライジンとVJOPの二種類が入ってきました。

 

 

肝心の味は、びっくりするくらいすっきりとキレのある辛口です。

 

甘さは少なく、飲み疲れしません。

 

至極真っ当なジンです。

 

使っているボタニカルも、他のジンに比べて突出していないことこそが「奇でなく味で勝負」の心を感じさせます。

 

 

昨今のクラフトジンのブームのなか、何を思ったのか昆布やら椎茸を入れちゃったり、もうほとんどフレイバー焼酎に成り下がってしまっているものとは一線を画しています。

 

 

 

セミナーではその他にも面白い話がちらほらと聞けました。

 

 

総じて言うに「ジンの変態」ですね。

 

 

 

僕はジンにはあまり馴染みがなかったのですが、シップスミスのおかげで興味が出てきました。

 

 

 

普段のジントニックに比べると、最初の一口は味気なく感じるかもしれませんが、その奥にある香りやキレの良さ、上品さを受け取ってもらえれば幸いです。

 

 

 

週末の金曜日ですね。

 

 

クッソ寒いです。

 

薪ストーブ焚いて待っていますので、二次会でも女子会でも、ただ単にまっすぐ帰りたくない方も、帰る前のビバークでも、本郷通でお待ちしています。