090-1642-6920
〒003-0024 北海道札幌市白石区本郷通8丁目南2-8 2階
営業時間 / 19:00~26:00 定休日 / 日曜・月曜
骨折した話2
4月2日のAM2時過ぎに階段から落ちて肘を骨折した店主のその後の話です。
3日の日曜日に休日担当病院にてレントゲンを撮り、骨折を告げられました。
同時に手術の必要があることも伝えられ、自宅近くの整形外科への紹介状をもらいました。
空けて4日の月曜日。
紹介された病院に行き、診察まで待つ。
待つ。
一向に進まない。
僕の座る位置から左の椅子に座る二人はいつからいるのだろうか。
1時間が経つ。診察が進んでいる様子がない。
一緒に待つ二人とは会話もなければ目線も交わることもない。
しかし僕たちの間にはもはやそれの一つも必要とはしなかった。
ただそれだけで僕たちは戦友となっていた。
無言の戦友とともに待つことやや2時間。
ついに僕は診察室に入りました。
先生を前にして座ります。
先生は紹介状に添付されていたレントゲンのデータを見ながら言いました。
「思っているよりひどいね。まずはここの骨折は手術ですね……
あー、えー、あぁぁ、ここは粉砕してて、ここはヒビ入ってるね……
手術…しても他の部分が関連するからリハビリまで時間が…でも手術しないわけには…
いやー、とりあえず明日入院してもらって、明々後日の木曜日に手術…
すべてはそこから…ですね」
大丈夫か僕の肘!!
先生は続けます。
「手術の準備として、心電図と、もう一回レントゲンを撮ります。そして○○病院でCT撮ってきてください。13時30分で予約しておきましたので、このまま行ってください」
へぇ。なんだか大変なことになったなぁ。
そんなわけで翌日4日の火曜日に入院し、6日の木曜日。
大嫌いな点滴を乗り越えた16時。
ついに時は来ました。
手術室に入って台の上に横になりました。
「手術室って、本当に手術室みたいなんですね」
思わず言ってしまうと、
「ね。ドラマみたいでしょ。ドラマよりは安っぽいんだけどね」
麻酔科医さんが応えてくれました。
本物がフィクションに劣るってどういうことでしょうね。
「はい、小林さん、いまから麻酔入れますよ……」
「小林さん、小林さん」
全身麻酔ってすごいですね。
寝てないのに起きちゃうんですから。
看護師さんがなにか騒いでいます。
「先生、起きました。話できます」
なにか大変なことにでもなったのか。
先生が僕の横にきて、申し訳なさそうに言いました。
「また後で説明しますが、今回、手術はできていません。手術前の最終確認を行っている段階で新たな骨折が見つかりました。
それに対応する準備ができていないので、奥様へ確認をとった上で手術を断念しました」
え………
心が折れました。
どうやら肘関節のボール部分が縦に割れていて、それが二の腕の中頃まで動くのだそうです。
このパターンの骨折は1%の確率もないくらいらしいです。
そしてこれを手術で確実に処理できるのは札幌に何人もいるわけではないらしいのです。
「私が信頼する医者へ連絡をとるので、紹介状を用意します」とも。
どうなってるんだオレの肘。
そんなわけで明日の12日。次の病院に入院してきます。
そして13日に骨折の名医による手術となります。
骨折から実に12日。
ようやっと一歩前進します。
もう疲れたよパトラッシュ。
いやほんと、体が骨折を治そうとしているのか、左手を使えないことで体に負担がかかっているのか、ものすごく疲れるんですよね。
あとね、「右手でシコれるからよかったしょ!」といわれます。
確かにシコることはできるよ。
ティッシュはどうするのさ。
チンコにティッシュをあてがう方の手がないんだよ!
床にぶちまけろってか!
そろそろ金玉爆発するわ!
◆◇————————————————————◇◆ ペダルバル 電話番号:090-1642-6920 〒003-0024 北海道札幌市白石区本郷通8丁目南2-8 2階 営業時間 / 19:00~26:00 定休日 / 日曜・月曜 ◆◇————————————————————◇◆
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24/11/22
24/06/26
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4月2日のAM2時過ぎに階段から落ちて肘を骨折した店主のその後の話です。
3日の日曜日に休日担当病院にてレントゲンを撮り、骨折を告げられました。
同時に手術の必要があることも伝えられ、自宅近くの整形外科への紹介状をもらいました。
空けて4日の月曜日。
紹介された病院に行き、診察まで待つ。
待つ。
待つ。
一向に進まない。
僕の座る位置から左の椅子に座る二人はいつからいるのだろうか。
1時間が経つ。診察が進んでいる様子がない。
一緒に待つ二人とは会話もなければ目線も交わることもない。
しかし僕たちの間にはもはやそれの一つも必要とはしなかった。
ただそれだけで僕たちは戦友となっていた。
無言の戦友とともに待つことやや2時間。
ついに僕は診察室に入りました。
先生を前にして座ります。
先生は紹介状に添付されていたレントゲンのデータを見ながら言いました。
「思っているよりひどいね。まずはここの骨折は手術ですね……
あー、えー、あぁぁ、ここは粉砕してて、ここはヒビ入ってるね……
手術…しても他の部分が関連するからリハビリまで時間が…でも手術しないわけには…
いやー、とりあえず明日入院してもらって、明々後日の木曜日に手術…
すべてはそこから…ですね」
大丈夫か僕の肘!!
先生は続けます。
「手術の準備として、心電図と、もう一回レントゲンを撮ります。そして○○病院でCT撮ってきてください。13時30分で予約しておきましたので、このまま行ってください」
へぇ。なんだか大変なことになったなぁ。
そんなわけで翌日4日の火曜日に入院し、6日の木曜日。
大嫌いな点滴を乗り越えた16時。
ついに時は来ました。
手術室に入って台の上に横になりました。
「手術室って、本当に手術室みたいなんですね」
思わず言ってしまうと、
「ね。ドラマみたいでしょ。ドラマよりは安っぽいんだけどね」
麻酔科医さんが応えてくれました。
本物がフィクションに劣るってどういうことでしょうね。
「はい、小林さん、いまから麻酔入れますよ……」
「小林さん、小林さん」
全身麻酔ってすごいですね。
寝てないのに起きちゃうんですから。
看護師さんがなにか騒いでいます。
「先生、起きました。話できます」
なにか大変なことにでもなったのか。
先生が僕の横にきて、申し訳なさそうに言いました。
「また後で説明しますが、今回、手術はできていません。手術前の最終確認を行っている段階で新たな骨折が見つかりました。
それに対応する準備ができていないので、奥様へ確認をとった上で手術を断念しました」
え………
心が折れました。
どうやら肘関節のボール部分が縦に割れていて、それが二の腕の中頃まで動くのだそうです。
このパターンの骨折は1%の確率もないくらいらしいです。
そしてこれを手術で確実に処理できるのは札幌に何人もいるわけではないらしいのです。
「私が信頼する医者へ連絡をとるので、紹介状を用意します」とも。
どうなってるんだオレの肘。
そんなわけで明日の12日。次の病院に入院してきます。
そして13日に骨折の名医による手術となります。
骨折から実に12日。
ようやっと一歩前進します。
もう疲れたよパトラッシュ。
いやほんと、体が骨折を治そうとしているのか、左手を使えないことで体に負担がかかっているのか、ものすごく疲れるんですよね。
あとね、「右手でシコれるからよかったしょ!」といわれます。
確かにシコることはできるよ。
ティッシュはどうするのさ。
チンコにティッシュをあてがう方の手がないんだよ!
床にぶちまけろってか!
そろそろ金玉爆発するわ!
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ペダルバル
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